学校と…

…ここどこ？


「あっ、気がつきましたか？ここ僕の家ですよ。少し待ってて下さいね。母を呼んできます」


ガチャッ

パタパタ…


ここ小此木くんの家だったんだ…
確か私、作業やっててそれから終わって…
倒れたのか…


迷惑かけちゃったなぁ…
またお礼に来なきゃ

ガチャッ
すると部屋のドアが開いたその後に小此木くんのお母さんらしき人が部屋に入ってきた


「夢希ちゃん気分はどう？」


「はい大丈夫です…」


「良かったぁ、哉実があなたをおんぶして〔桂木さんがいきなり倒れたんだ！〕って言ってたからびっくりしたわぁ！」


小此木くん…私を運んでくれたんだ

感謝しなきゃね


「それじゃあおばさんはご飯の支度してくるね。哉実、力になれることがあったら力になってあげなさいね」

「母さん分かってるよ」


ガチャッ


なるほど…小此木君の性格は母親譲りなのか…
なんか納得

「小此木くん運んでくれてありがとう」


「いやいや良いですよ。それよりも桂木さんが無事で良かった」


やっぱり小此木くんは紳士的だなぁ…