隣人はカメラマン!?~恋光をさがして~
「どっちが正しかったのかわかんねー。関係崩れないよな・・?」
悲しくてつらそうな顔。
こんなはるちゃん見たことない。
「はるちゃんは、一生懸命麻美と向き合ったんだよ。大丈夫、麻美にもきっと伝わってるから。それに・・私たちの友情はそう簡単に崩れないよ!」
はるちゃんの強さは、きっと麻美に届いてるはず。
その言葉は、麻美の本心じゃない。
はるちゃんだって、分かってるはずだよ?
「・・そうだな!お前らといられないとか、大学つまんねーから」
「あははっ、そうだね。じゃあ、はるちゃんにプレゼントあげる♪」
私はかばんから、あるものを取り出した。