隣人はカメラマン!?~恋光をさがして~
「どうぞ」
「お邪魔します~」
やって来たのは、麻美の家。
どうしても麻美と話がしたくて。
会った麻美の目は、少し腫れていた。
「美鈴、いきなりどうしたの?」
「んー、麻美の話聞こうと思って」
「え・・」
「私知ってたよ?麻美の気持ち」
「ええぇぇぇ?!」
目をまん丸にさせた麻美。
「麻美、分かりやすいもん」
「・・・」
「麻美、全部吐き出しなよ。私が全部聞いてあげる。自分1人で解決したらダメだよ。何の為に私がいると思ってんの?」
すると、麻美の唇が震え出した。
頑張って腫れを抑えた目から、溢れる涙。