隣人はカメラマン!?~恋光をさがして~
「いつから?」
「1年のとき」
「っく・・ひっ・・・っ」
私は優しく麻美を抱きしめた。
麻美がこうやって取り乱すの初めて見た。
苦しかったんだね。
今からでも、ちょっとは麻美の手助けできるかな?
麻美はただひたすら泣いた。
今までの感情を涙に変えて。
落ち着くと、麻美はポツポツと話し始めた。
「私ね・・はるが好き」
「うん」
「はるも気づいてたのね」
「うん」
「いつの間にか惹かれていたの。はるの良いところを知って」
「・・・麻美はさ」
「何?」
「はるちゃんに・・私たちより先に言われてどう思った?」