隣人はカメラマン!?~恋光をさがして~
少し黙ったけど、麻美は頷いてくれた。
「そうね、また4人で笑いあいたいもの」
不思議。
みんな同じことを思ってる。
「麻美、頑張ってね!」
「ありがとう、美鈴。こんな風に自分のこと話したの初めてよ」
「また話してね」
「気が向いたらね」
また2人で笑った。
麻美の笑顔を見て、とても安心した。
また麻美と友情が深まった気がする。
きっと、はるちゃんと麻美との間にも。
これからも、ずっと一緒にいようね。
私は麻美の家を出ると、自分のマンションまで走った。
何故か突然。
あなたに会いたくなったから。