隣人はカメラマン!?~恋光をさがして~


『はい』


「あのっ・・隣に住むことになった笹原と言います。」


『ちょっと待ってね』


昨日聞いた声。


昨日のことを思い出す。


本当に隣に住んでるんだ。


ガチャっ


「やっぱり・・昨日の子だね?」


「こんばんは!昨日は・・失礼な態度ですみませんでした。良かったらこれどうぞ」


麻美からもらったシュークリームを差し出す。


「!!・・これって有名なやつだよね?!」


「あっはい」


「俺、一度でいいから食べてみたかったんだ!!良かったら上がってよ」


「はい?」


「いいからいいから」


彼の勢いで、部屋にお邪魔させてもらうことになった。


リビングに向かうと。


「うわあ・・!!」




< 12 / 347 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop