隣人はカメラマン!?~恋光をさがして~


「あなたは、淳希の世界に飛び込めたの」


明日香さんの真剣な表情。


私は黙って見つめ返す。


「誰も入ることができないはずなのに・・あなたは入ることを許された」


そうなのかな?


私だけだと、信じてもいい?


「淳希が撮れるのは、あなただけなの。モデルお願いできないかしら?」


「はい」


明日香さんの熱意に、口が先に動いた。


それに、大河原さんのモデルになれるなんて。


こんな幸せなことはない。


けど・・。


「あの、もう1つ聞いてもいいですか?」



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