隣人はカメラマン!?~恋光をさがして~


「風景専門なんですか?」


「まあね・・さあコーヒーどうぞ」


彼は悲しそうに笑った。


私は何も言わなかった。


「ありがとうございます。あの、名前聞いてもいいですか?」


「ん?俺は大河原淳希(おおかわらあつき) 24歳でカメラマン修行中って感じかな。そっちは?」


「私は笹原美鈴です。大学2年の20歳で・・通訳修行中って感じです。」


「真似かよ~」


それから、2人でたくさんのことを話した。


私は、大河原さんのことが知りたくて知りたくて。


自分のことは喋らず、質問ばかりしてた。



< 14 / 347 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop