隣人はカメラマン!?~恋光をさがして~
「仕事、お疲れ様」
「ありがとう。来週写真集発売するから」
「絶対買う」
「美鈴には、発売する前にあげるよ」
いつもするような会話。
それでも、今の私にはすごく幸せ。
車に乗り、遊園地に向かった。
観覧車から見る夜景が有名なの。
「その前にコンビニ寄っていい?」
コンビニに着くと、大河原さんは車から出た。
私は待機中。
「ん?」
運転席に何か雑誌がある。
えっ、これって男の人のものじゃない。
私は恐る恐る手を伸ばし、雑誌を見た。
印がついてるページを開くと。
「ええぇっ」
体が固まってしまった。
「美鈴お待たせ・・ってこら!」