隣人はカメラマン!?~恋光をさがして~


目の前には淳希がいた。


「淳希?」


「ベランダ行こ?」


「えっ、でもみんなが・・」


「寝たけど?」


「えっ?!」


見ると、はるちゃんとマックが寝ていた。


「麻美は?」


「美鈴のベットで寝るって」


淳希は私を引っ張り、ベランダに出た。


夜の風が冷たく感じる。


「なんでみんないきなり寝たの?」


「俺がムリヤリ飲ませたから」


「なんで・・・ひゃっ」


淳希が私を後ろから抱きしめた。


「美鈴と2人になりたかったから」


「・・・・」


突然の行動に、対応できない。


「寒くない?」


「ん・・」


もうバカバカ。


なんでいつも突然なの?


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