隣人はカメラマン!?~恋光をさがして~
ちょこちょこと、はるちゃんの前に行く。
すると、ゆっくり、ぎこちなく抱きしめられた。
はるちゃんの手が微かに震えてる。
そんなはるちゃんに、思わず笑ってしまった。
「頑張れよ」
素っ気ないけど優しい、はるちゃんの言葉。
その言葉の後すぐ、私は自分からはるちゃんに思いっきり抱きついた。
「みっ、美鈴?!」
「はるちゃん、ありがと~!」
いつもはるちゃんは、私が欲しい言葉をくれた。
何も言わなくても、はるちゃんは私のことわかってくれたね。
本当に、本当にありがとう。