隣人はカメラマン!?~恋光をさがして~
14章 聖なるクリスマスと甘い夜
クリスマス当日。
必ず1回はフランスに招待することを約束して、みんなと別れた。
大丈夫。
離れていても、私にはみんながいる。
何も怖くないよ。
家に帰る途中で、ショッピングモールに寄った。
淳希の、クリスマスプレゼントを買うために。
「何がいいのかな?」
雑貨、アクセサリー。
たくさんの店に行ったけど、ピンとくるものがない。
私、淳希には高級スイーツしかあげたことない・・。
そんな自分にため息をつきながら、ウロウロする。
そのとき。
「・・美鈴?」