隣人はカメラマン!?~恋光をさがして~
「おう!・・頑張れよ」
「省吾、ありがとう。私頑張るね!」
省吾と別れ、歩き始めたとき。
「・・美鈴!」
省吾の声に振り返る。
「また・・会おうな!飲みにいこうな!」
「うん!省吾、元気でね!」
大きく手を振り、私は書店に向かった。
「さよなら・・好きだ。いや、愛してた・・美鈴」
省吾がそう呟いているなんて、私には知る由もなかった。
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「やっと終わった・・」
家に帰り、フランスへの準備をして一段落していたとき。
「あっ・・・」
あるプレゼントが浮かんだ。
時間がないと思って、私は慌てて、そのプレゼントの準備をし始めた。