隣人はカメラマン!?~恋光をさがして~
バタバタッ
ガチャッ
私は回れ右をして、部屋に入り鍵を閉めた。
というより、逃げた。
久しぶりに見る淳希は、何も変わっていなくて。
大好きな声で、私の名を呼んでくれた。
まさかいるとは思っていなかったから、心臓がドキドキしてる。
ああ、私って本当に淳希が好きなんだ。
そう思っていると・・
~~~♪♪♪
携帯が鳴り、誰かも確認せずに出た。
『逃げるなよ、美鈴』
さっき聞いた、私の大好きな声。
ずっと、ずっと聞きたかった淳希の声。
「淳希・・」