隣人はカメラマン!?~恋光をさがして~
『会いたい、今すぐ』
体が一気に熱くなる。
「っ、淳希」
『もう限界。美鈴不足』
「っ!」
これ以上、やめて。
私の決心が揺れてしまいそう。
「待って・・っ!私・・っ」
『もうダメ。今から行く』
「淳希・・っ」
行くって・・家に来る気?
そのとき。
私の影が大きくなった。
ゆっくり後ろに振り返る。
「淳希・・」
そこには、携帯を片手に持った淳希の姿。
「なんで・・」
なんでベランダにいるの?