隣人はカメラマン!?~恋光をさがして~
料理もケーキも食べ終わり、ソファーでゴロゴロしていた。
「風呂入る?」
「先入っていいよ」
「わかった。テレビでも見てて」
「うん」
淳希がお風呂に入っている間、私は部屋をキョロキョロと見ていた。
飾られていた写真がない。
私は淳希が日本を発つ日が近づいているんだと悟った。
やっぱり寂しい。
今日こんなに一緒にいて・・私は明後日フランスに行ける?
頭の中で葛藤していると。
「入っていいよ」
淳希を見たとたん、顔が熱くなった。
お風呂上がりの淳希は、色っぽくて。
初めて見る淳希の姿に、私はドキドキだった。