隣人はカメラマン!?~恋光をさがして~
「好き、大好き」
唇の温もりを感じながら現実かどうか確認する。
たとえ夢であっても、嬉しくて。
もう1度抱きしめ、好きだと言ったんだ。
あと、自分の素直な気持ちを。
好きだということ、でも愛か分からないこと。
それでも、美鈴ちゃんは言ってくれた。
好きだけで十分だ、と。
体がポカポカになる。
俺は、もう1度キスをしながら思った。
美鈴ちゃん・・美鈴ならステキな思い出を作れるんじゃないかって。
その思い出を、形として残しても良いんじゃないかって。