隣人はカメラマン!?~恋光をさがして~


「別れだけ言って済むと思ってるの?!」


明日香からの説教を聞き急いで美鈴の家へ。


ドアの前には、麻美ちゃんがいた。


バシッ!!


いきなり叩かれ、呆然とする。


「美鈴、泣いてましたよ」


「・・・」


「もう泣かせないで下さい」


去っていく麻美ちゃん。


麻美ちゃんの目は、涙でたまっていた。


俺は、ゆっくり部屋に入りベットのそばへ。


そこには、愛しい人。


目が腫れているのを見て自己嫌悪する。


泣かせたくないって、思っていたはずなのに。


目元に優しく触れ、美鈴が目を覚ますのを待った。



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