隣人はカメラマン!?~恋光をさがして~
3章 溢れ出す、それぞれの想い
「んー難しい」
大学は、夏期休暇に突入した。
今は、いつもの4人メンバーで課題をしているところ。
何故か私の家で。
「フランス語じゃん。お前まだ始めたばかりだろ?」
はるちゃんが呆れた目で私を見る。
「じゃあ、はるちゃん教えてよ」
「ムリ」
はるちゃんはすでにフランス語を習得してる。
私は1年のときはドイツ語に力を入れてたから・・フランス語を勉強し始めたのはほんの数ヶ月前。
「だから、やめたら?って言ったじゃない」
「らんらんは、おばかさん?」