隣人はカメラマン!?~恋光をさがして~
彼女・・いたんだ。
当たり前だよね。
あれだけの容姿なんだから。
私・・完ぺき失恋したのかな?
ゆっくり部屋に入る。
へなへなと床に座りこんでしまった。
「・・っ・・ひっく」
涙が溢れる。
この想いも、涙と一緒に流れてしまえばいいのに。
涙と同じように溢れ出すこの想い。
誰かこの想いに蓋をしてよ。
私には・・蓋をすることができないから。
誰かラクになる方法を教えて・・?
私は隣の家の方の壁にもたれた。
涙はまだ止まらない。
いつの間にか、私は眠りの世界へ旅立った。
現実逃避をするかのように。