隣人はカメラマン!?~恋光をさがして~
「そんなの関係ない。俺はずっとずっと・・美鈴は俺のものだ。誰にも渡さない」
「何言って・・んっ!」
突然のキス。
両手首が省吾によって捕まえられていて、身動きがとれない。
キスをしてしまったら・・もう幼なじみには戻れない。
「んっ・・いやっ」
省吾の激しいキス。
嫌がる私を、どこまでも追ってくる。
私の声は聞こえてないのかと思うくらい。
私の手が1つにまとめられて、頭の上で固定された。
やっと唇が離れる。
「美鈴・・」
「やだっ・・やだよ省吾」
「ずっとこうしたかった・・」
今や私の目の前にいるのは、私の知る省吾じゃない。
省吾・・私はどれだけあなたを傷つけていたのかな?