隣人はカメラマン!?~恋光をさがして~
「はるちゃん・・?」
「麻美に先に言うか、みんなと一緒に言うか。どっちが正しかった?」
「・・・」
「俺は、みんなと一緒に言うつもりだった」
「どうして?」
「美鈴の幼なじみと一緒」
「あっ・・・」
そっか。
はるちゃんにとって、麻美は大切な友達。
だから、怖かったんだ。
私が省吾との関係を崩したくなかったように。
はるちゃんもこの関係が崩れるのが怖かったんだ。
「でも、言わなかった。美鈴の話を聞いたから」