生徒会長頑張りますッ!!
喉がごくっとなる。
何を言われるのか
怖くて冷や汗が背中を
つたった。
「変わりに…
学校案内宜しくね?」
優しくふわっと
笑い,机の上を片付け始めてしまった。
まだ軽く放心状態でいる俺は尻餅をついたまま瞬きすら出来ない。
一瞬何を言われるか分からなかった。
身体を求めたりだとか
そっち系の妄想しか頭になかったのが事実。
危ねぇ…。
なんとか立ち上がり
姫島さんと一緒に
机の上を片付ける。
「皆銅君は随分
変わってるのね?」
まただ…。
薄いキャメル色のルージュがの唇の口元がニヤリと笑う。
「そうかな…?
別に変わってないよ?」
冷静気取って
サラッと応える。
「そうかしら…?
私からみたらかなりの
変人かしらね?」
変人…。
俺は…変人なのか?
頭の上に?を浮かべている俺を見てまたあの笑いを浮かべた。
「嘘うそ。
普通の人とはちょっと
違うのかな…?」
首を傾げて優しく笑う。
その笑顔に顔が
カっと熱くなる。
やっ,やばい…。
急に恥ずかしくなり
急いで俯く。
「あれッ?皆銅く…」
ガチャッ…