星の王子様
「手を当てる…」
華は言われた通りいつも首から下げていたペンダントに手を当てる。
その瞬間ペンダントが輝き、光が身体全体を包んだ。
「!?」
驚く華だが、やがて光は消え華に変化が生まれた。
「これは…」
華の背中には真っ白な翼が生え、頭の上には光のリングが浮いており、手には杖のような物を持っていた。その姿はまるで天使のようだ。
「これが私の力…?」
若干その姿に動揺する華だが、聖王子の声に我に帰る。
「華!気を付けろ!」
その時、華の方にキリングドールが近付いて来た。
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