星の王子様
そして、向かって来るキリングドールに無意識に手を向けた。
その瞬間背中の翼から一本の羽がキリングドールに飛んで行き、キリングドールに当たった瞬間ボンっと爆発し、キリングドールの頭が吹き飛ぶ。
「……」
手を向けたまま華は呆然とし、キリングドールを見つめる。
この翼はこんな力なのか。凄い力だけど、ちょっとやり過ぎじゃないの?頭を吹き飛ばすなんて…。
「華!」
聖王子が残りのキリングドールを手早く片付け、こちらに向かって来る。
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