星の王子様
「星の王子も知ってるはずですよ。クロスのペンダント全てを使えばどんな願いも叶うと…。星の王子はペンダントを使って華の呪いを消そうとしているんでしょ?」
「……」
何故知ってるのかなんて今はどうでもいい。きっと雫はクロス部隊の事を調べ上げてるはずだから。
聖が黙っていると、雫は続きを話し始めた。
「私達もペンダントを集めようと思ってるんです」
「何の為に」
「さあ?でも雅様の命令ですから」
「雅…」
少しだけなら知っている。確か日向の友人だったと思う。それに、雫が崇拝する主人だ。
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