星の王子様
儀式が終わり、この後は空の塔で日向達とお祝いパーティーをする事になっている。
滅多に無い緊張で疲れた聖は、華に先に行っててくれと言い、講堂の裏に行った。するとそこには真琴が花壇の前に立っていた。
「真琴」
呼ぶと、真琴はこちらに歩いて来た。
「おめでとう星の王子。良かったね、姫が見付かって」
「お前が華を姫にしてくれって言ったんだろ?」
「でも断ったじゃん」
「うるせえ」
確かに意識するようになったのは真琴の言葉だったが、きっと言われなくても聖は華を姫にしていただろう。
滅多に無い緊張で疲れた聖は、華に先に行っててくれと言い、講堂の裏に行った。するとそこには真琴が花壇の前に立っていた。
「真琴」
呼ぶと、真琴はこちらに歩いて来た。
「おめでとう星の王子。良かったね、姫が見付かって」
「お前が華を姫にしてくれって言ったんだろ?」
「でも断ったじゃん」
「うるせえ」
確かに意識するようになったのは真琴の言葉だったが、きっと言われなくても聖は華を姫にしていただろう。