星の王子様
「とにかく、ありがとう聖」
「いいよ」
聖が花壇の前に行くと、真琴はまだお礼を言っている。
「本当にありがとう」
「だからいいって言ってんのに、しつこいなぁお前も…」
振り返ると、真琴は泣いていた。
「ちょっ…!何で泣くんだよ。おかしいだろ」
ある日を堺に決して泣かなくなった真琴。その真琴が泣いて、聖は素直に戸惑った。聖が真琴の肩に手を置くと、
「本当に安心したんだ」
「何が」
「あの日、聖が華を連れて帰って来たのを見て、本当に良かったって安心したんだ…」
「いいよ」
聖が花壇の前に行くと、真琴はまだお礼を言っている。
「本当にありがとう」
「だからいいって言ってんのに、しつこいなぁお前も…」
振り返ると、真琴は泣いていた。
「ちょっ…!何で泣くんだよ。おかしいだろ」
ある日を堺に決して泣かなくなった真琴。その真琴が泣いて、聖は素直に戸惑った。聖が真琴の肩に手を置くと、
「本当に安心したんだ」
「何が」
「あの日、聖が華を連れて帰って来たのを見て、本当に良かったって安心したんだ…」