星の王子様
空の塔の生徒会室に行くと、もう皆は集まっていて、机の上にはケーキやジュースが置いていて本当のパーティーみたいだ。
「あー!聖ちゃんと真琴ちゃん遅いよー」
風歌ちゃんが飛び跳ねながらジュースを両手に一つずつ持って、聖と真琴に渡した。
「皆揃ったよー」
「では…」
日向が立ち上がる。
「今日は星の姫が誕生した事を記念するお祝いパーティーをします。これからは皆大変に――」
「かんぱーい!」
風歌ちゃんの合図で皆が声を上げコップを上げた。日向は悔しそうにジュースを飲み干していた。
< 193 / 200 >

この作品をシェア

pagetop