星の王子様
「くっ…」
全速力で逃げて転んだせいか、足がもう走る事を拒絶して立つ事も出来ない。
ゆっくり近付いて来てたキリングドールが華の目の前に立った。
「嫌…誰か助けて…」
そしてキリングドールが刀を振り上げた。
「!」
思わず目を閉じて死を覚悟してしまう。
その時、突然ボンっと何かが破裂する音が聞こえた。
「?」
ゆっくり目を開けると、キリングドールが持っていた刀が地面に落ちていてキリングドールの腕が焼けたように赤くなっていた。
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