星の王子様
(真琴…)
私を聖王子に会わす為に、真琴は華に頼んだんだ。
そりゃ会えて嬉しいけど、言っておいてほしかった。こっちだって心の準備が欲しいのに。
華が胸中で呟いていると、聖王子が優しい笑みを浮かべた。綺麗な笑顔だ。
「この時間に登校するのはいいな。明日からこの時間に登校しようかな」
「どうしてですか?」
聖王子に近付きながら聞く。すると聖王子は、窓の外を指差した。
「この時間だとアレが無いから」
私を聖王子に会わす為に、真琴は華に頼んだんだ。
そりゃ会えて嬉しいけど、言っておいてほしかった。こっちだって心の準備が欲しいのに。
華が胸中で呟いていると、聖王子が優しい笑みを浮かべた。綺麗な笑顔だ。
「この時間に登校するのはいいな。明日からこの時間に登校しようかな」
「どうしてですか?」
聖王子に近付きながら聞く。すると聖王子は、窓の外を指差した。
「この時間だとアレが無いから」