星の王子様
「そんな事…」
言おうとしたけど止めた。
そんな事無いと言っても、聖王子からしてみれば気休めにしかならない。
本気で悩んでる聖王子に気休めの言葉なんていらない。
だから華は別の事を口に出した。気休めではなく、本当の気持ちを。
「私は好きですよ。どちらの聖王子も」
「え?」
「嫌々でも、ちゃんと王子の仕事をする星の王子も、皆にはあまり見えない星野 聖さんも。どちらも私はあまり知らないけど、私はどちらも好きです」
「……」
聖王子が何か言おうとした時、予鈴が鳴った。
言おうとしたけど止めた。
そんな事無いと言っても、聖王子からしてみれば気休めにしかならない。
本気で悩んでる聖王子に気休めの言葉なんていらない。
だから華は別の事を口に出した。気休めではなく、本当の気持ちを。
「私は好きですよ。どちらの聖王子も」
「え?」
「嫌々でも、ちゃんと王子の仕事をする星の王子も、皆にはあまり見えない星野 聖さんも。どちらも私はあまり知らないけど、私はどちらも好きです」
「……」
聖王子が何か言おうとした時、予鈴が鳴った。