星の王子様
「経験してるから分かります。ドールとの戦いがとても危険だという事を。呪いで死ななくても、ドールに殺されたら同じでしょう」
「しかし、何もしないまま放っとくと言うのですか?華を助けたくないんですか」
「日向…」
鈴が呟くと、日向は言い過ぎたかと眉を寄せた。けどそんな事じゃない。
鈴は立ち上がり窓を開けた。
「私は華が生まれて、華の身体に刻印があると分かった時、自分を凄く責めました。あの時、どうしてちゃんと消さなかったのか、もし子供に受け継ぐものだと分かっていたら、私は子供を生まず死ぬ道を選びました」
「しかし、何もしないまま放っとくと言うのですか?華を助けたくないんですか」
「日向…」
鈴が呟くと、日向は言い過ぎたかと眉を寄せた。けどそんな事じゃない。
鈴は立ち上がり窓を開けた。
「私は華が生まれて、華の身体に刻印があると分かった時、自分を凄く責めました。あの時、どうしてちゃんと消さなかったのか、もし子供に受け継ぐものだと分かっていたら、私は子供を生まず死ぬ道を選びました」