星の王子様
「……」
華が理解するのにはかなり時間がかかった。
真琴達と同じように戦わなければ死に、戦っても限界を迎えれば私の身体は鬼に支配されてしまいこの世から消える。どっちみち華はこの世に存在しなくなる。
何も言えない華に、お母さんが優しく言う。
「でもね、全ての戦いが終わってクロス部隊の隊員が持ってるペンダントの力を使えば、その呪いは消えるの。だから華、戦ってくれない?」
戦えって、そんな事急に言われても。
今日の聖王子の事だってあるし、今さらクロス部隊に入ってもどうする事も出来ない。
華が理解するのにはかなり時間がかかった。
真琴達と同じように戦わなければ死に、戦っても限界を迎えれば私の身体は鬼に支配されてしまいこの世から消える。どっちみち華はこの世に存在しなくなる。
何も言えない華に、お母さんが優しく言う。
「でもね、全ての戦いが終わってクロス部隊の隊員が持ってるペンダントの力を使えば、その呪いは消えるの。だから華、戦ってくれない?」
戦えって、そんな事急に言われても。
今日の聖王子の事だってあるし、今さらクロス部隊に入ってもどうする事も出来ない。