星の王子様
『私は聖王子も、普段の聖さんも好きですよ』
王子が嫌だと思うたびそれを思い出す。あんな事を言われたのは初めてだったから。
華の言葉に励まされたのは確かだった。
その華が呪いに犯されている。助けてやりたい。助けてやりたいが、華は私を必要としてくれるのか。
自分に華を守る事が出来るのか。
聖は華の気持ちを確かめる為に、華の教室に向かった。
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