神人
何だかヘウ"ンとダリアが重なる。
と、ハンカチを巻き終わったヘウ"ンがあ、と何かに気付いた。
「そういえばバース治癒の力使えるんだっけ。こんなの必要ないよね」
ハンカチを外そうとするヘウ"ンだが、その手をバースは止めた。
「これはこれでいいよ」
「あ、そう?」
アッサリと引き下がった。
バースが何となくズボンのポケットに手を入れると、買ったブローチが当たった。
「……」
ダリアに渡せず、墓に供えようと思っていたブローチ。
「これやるよ」
バースはぶっきらぼうにブローチをヘウ"ンに差し出した。ヘウ"ンは目を丸くしている。
「どうしたの、これ?」
「さっき街で買ったんだ。でも持ってても仕方ないから、お前にやる」
と、ハンカチを巻き終わったヘウ"ンがあ、と何かに気付いた。
「そういえばバース治癒の力使えるんだっけ。こんなの必要ないよね」
ハンカチを外そうとするヘウ"ンだが、その手をバースは止めた。
「これはこれでいいよ」
「あ、そう?」
アッサリと引き下がった。
バースが何となくズボンのポケットに手を入れると、買ったブローチが当たった。
「……」
ダリアに渡せず、墓に供えようと思っていたブローチ。
「これやるよ」
バースはぶっきらぼうにブローチをヘウ"ンに差し出した。ヘウ"ンは目を丸くしている。
「どうしたの、これ?」
「さっき街で買ったんだ。でも持ってても仕方ないから、お前にやる」