神人
「ううん。バースが守ってくれたんだよ。これはバースから貰ったものだから、バースが守ってくれたの」
銃弾がブローチに当たってヘウ"ンの命を救ったのは奇跡だろう。
決してバースの力ではないが、ヘウ"ンが嬉しそうに元気に言うので、バースはそれでいいと思った。
「良かったね、バース。同じ失敗繰り返さないで」
ジュリアが優しい笑顔で言った。
バースはジュリアに言った言葉を思い出して、少し恥ずかしくなった。
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