神人
「そういや、ちゃんと王から報酬貰ったか?それだけは忘れんなよ」
ヘウ"ンはため息をつき、
「ちゃんとジュリアさんが受け取ってたよ。もう、本当にお金にうるさいんだから」
「当然だ。金が無かったら列車にも乗れないんだぞ」
「そうだけど…」
ヘウ"ンはバースからリンゴを取り、ナイフでリンゴの皮をむこうとした。
だがバースがリンゴを奪い取る。
「しばらくナイフは見たくない」
そしてバースはリンゴをそのままかじった。
ヘウ"ンはバースを見て、
「バース。ごめんね」
「ん?」
< 190 / 200 >

この作品をシェア

pagetop