海〜それは手紙で始まった〜
「お願いします…。
七海とまた暮らしたい…

私の何にかえても七海を守り通してみせますから…!」



「そこまで本気なのでしたら、七海と直接話してみて下さい。

私一人が決めてはいけないことです。

七海、起きてるね?
出といで。」




七海はカイから離れて涙を流していた



園長先生のような大人に出会いたかった


あたしを庇いながら、あたしの意見を大事にしてくれる---



そんな大人に出会いたかった
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