海〜それは手紙で始まった〜
カイの方を見ると微笑み、頷いてくれた



そして初めて母親と2人でちゃんと向き合った



「七海…施設は楽しい?」


「うん。楽しいよ。」



気を利かせてくれたのか、カイと園長先生は黙って保健室を後にした



「お母さんね…今、この町に新しい旦那さんと二人で暮らしているの…

七海のことを話したら物凄い怒られてね

やっと自分の犯した過ちに気付いたの」
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