海〜それは手紙で始まった〜
お母さんは一瞬悲しそうにフッと微笑んだ


「そうだよね…
ごめんね、勝手なこと言って」



そして七海の頭を撫でながら言った


「またここに来てもいい?」


「いいよっ!!毎日来てくれてもいい!」


まだ傷は癒えてない


でもだんだん心が楽になっていくのが分かった


「ありがとうっ----」



そしてお母さんは帰って行った
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