天使のいいなり~僕と天使と聖なる夜
トントン。



なんだろ?

アッキーが私の肩をたたく。


目の前には、チェシャ猫ばりのニヤニヤ顔のアッキー。




「あとで教えてね♪」


「なにを?」


「遼と2人っきりの、あっまーくとろけちゃった夜を☆」



一気に顔が赤くなるのが分かる。

なっ、なんてコトを言い出すのよ!!



やっぱりアッキーはアッキーだ。

さっきアッキーにときめいた自分が恥ずかしい。
この事実、今すぐ抹消したい。
< 111 / 129 >

この作品をシェア

pagetop