天使のいいなり~僕と天使と聖なる夜
「なんだよ、2人して!!どーせオムライスが似合う男って、あーゆーヤツなんだろ?」


思いっきり拗ねた顔で俺を見る明仁。
そんな顔で見られても、正直困るんだけど。


とりあえず、俺も里緒達のところへ行く。



「なに言うんだよ。くだんねーことまだ言って…。里緒達、もう食べ終わったの?」

明仁から、里緒と原田ちゃんに視線を移す。


俺の問いかけに対し、2人からの返答は無し。

そのかわりに。



「「超似合うー!!。」」

2人の声がピッタリと重なった。





里緒の隣に俺、原田ちゃんの隣に明仁が座り、俺らの昼飯が始まる。

やっぱり、このオムライスは美味いわ。



「そうだ、里緒!!今年のプレゼントはなに欲しい?まぁ、今年は一緒に祝ってあげられないみたいだから、先にプレゼント渡しておくわ。」


ニヤニヤしながら、俺の顔を見てくる原田ちゃん。

なんでニヤけてんだ?
デミグラスソースが顔についてるとか?


スプーンを一旦置き、ペーパータオルで口元を拭いてみた。


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