天使のいいなり~僕と天使と聖なる夜
「それじゃ、よろしくお願いします。」



里緒のほうを向き、ぺこりと頭を下げる。


まるでヒマワリのように、一瞬で明るくなった里緒。

分かりやすいというか。

一緒にいて、本当に飽きないな。


いろんな表情を見せてくれる。



これからも、いろんな里緒を見ていきたい。




「ちょっと待っててね。準備してくるから!帰っちゃダメだからねっ!!」



そう言うと、里緒は階段を駆け上がって行った。
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