天使のいいなり~僕と天使と聖なる夜
俺はおばさんから、視線を逸らさなかった。



本当は、視線なんてすぐに逸らしたかった。

臆病者の俺は、下を向いて早く時間が過ぎればいいって思ってた。




だけど。

今までの俺とは違う。


里緒の存在が、俺を変えてくれてる。



この気持ちは、本物なんだ。

中途半端じゃないって気持ち、伝わるかな…。
< 98 / 129 >

この作品をシェア

pagetop