大嫌いだったお兄ちゃん
「そう…です…か」




昨日のこともあって翠にはあたしとお兄ちゃんの関係を話してお兄ちゃんは翠に気持ちを伝えた




「ごめんな、翠」




「いえ、なんとなくきずいてました」




「ほんとにごめんね…翠…」




「謝らないでください」




翠はあたしに駆け寄りあたしの手を握った




「礼のせいではありません、それにこれで吹っ切れました」




「翠…」




「それで…なんですけど…これからも友達でいてくれますか?」




「もちろんだよ!」




あたしがそう笑いかけると翠もいつものように笑った




ありがとう…翠…!




あたしはそう心の中で思った




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