大嫌いだったお兄ちゃん
ある日の夜、あたしは家族で夕飯を食べていた




ピルルルル




「あ…!はいはい!」




肉じゃがを食べようとしたときに電話が鳴ってお母さんは橋をおき受話器をとった




「はい、もしもし神崎ですけど……あら!律子!うんうん、あ!そう~うんうん、わかったわ~じゃ楽しみにしてるわね」




ちなみに、律子とはお母さんの妹で長崎に住んでいるあたしのおばさんだ




「律子おばさんなんだって??」




「いやね!久しぶりにあたしとお父さんと律子と健人さんで旅行に行かないかって!」




「うんうん」




「だから明日から旅行に行ってくるから二人ともお留守番よろしくね!」




「うんうん…って…え!?二人って!?」




< 149 / 232 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop