大嫌いだったお兄ちゃん
「嫌いになれるわけないじゃない!…血がつながってなくたって…あたしにとってはあなたがあたしのお兄ちゃんなの!…お願い…もう…いなくならないで…ずっと…そばにいて…」




あたしがそう言うとお兄ちゃんは静かにあたしにキスをした




「…ずっとそばにいる…もうお前を…離したりなんかしない…」




唇を離してお兄ちゃんはそう言った




そして、あたしたちはお互いを確かめあうように甘いキスをした





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