gold prince❤

南瑠side

          南瑠side


いつものように、大知と帰って、

遊んで、話して。

ずっと同じ日々を過ごしてきた。



―――――そしてこれからも

いつもの日々が続くハズだったのに。

ううん。違う。そう願ってた。

いつもの日々が続くように願ってた。


あのことをしるまでは、、、、


今日も大知の家。

いまは、ベッドの上で、二人座ってお話中、、。


私と大知は中学の入学式に付き合うことになった。

小学校も同じだったので、二人とも顔見知りだったし。

それから今日まで、喧嘩もしず、穏やかに暮らしていた。

――まぁこれは私の考えなんだけど、、、


クラスも違うから、話すことはたくさんある。

部活の話など、いろんな話を聞いたあと。


―――――そのことを知った。―――――


「あ――― そういえば、梨沙引っ越すんだって?

 なんか親に決められたらしいけど」


来年とかはェ――よなぁ―――

と私に聞いてきた。

―――――え??

ナニ?ドウユウコト?

意味がわからない。

引っ越す?

誰が?

梨沙が?


そんなハズない!!

梨沙はいつも何かあると話してくれる。

今回は何もきいてない。


ただの噂だよ!!そうにきまってる!!

そう自分に言い聞かせたのに、、、

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