gold prince❤
―――ねェ、何してんの?
俺、神崎洋祐。
お前は?―――
何が起きたのかわからなかった。
目に前にヒトが居たのもだけど、
それより、なんで不良少年がここにいるのか。
――カンザキ ヨウスケ――
名前を聞かれて自然と話していた。
私―― 藤堂梨沙。
「ふぅん」
気まずい空気が流れた、、、
いきなり話かけてきたくせに、
なんで「私が気まずくしました!」
的な感じなワケ??
「お前、なんで泣いてんの?」
私泣いてる?
頬を触ると、さっきまで流れていた涙が
頬を濡らしていた。
「なんでもない、、」
「なんでもないのに、空見て泣くんだ?」
といった彼は、フンと鼻で笑った。
「あなたには関係無いから」
と、キツめに言ったのに。。
「何があったんだよ。」
まるで別人のように優しく話してくれた。